AIの進化と、仕事を含む「人間の条件」

AIが進化した世界では、ただの販売員、そして会計士までもが職を失います。

ダイヤモンド・オンラインで昨日1日のトップ5にランクインした、「機械に仕事を奪われる人はこんな働き方をしている」の一文です。背筋も凍る思いがする方も少なくないでしょう。

このコラムを読んで私が思い出したのは、政治哲学者ハンナ・ アレントの代表作『人間の条件』です。
アレントは、人間の行動を、労働・仕事・活動の三つに分類し、我々が”仕事”と呼んでいるものを、”労働”と”仕事”に峻別しました。”労働”は受け身の文字通りの単純労働、”仕事”は人間の知性が必要な能動的なもの、そして”活動”は人間固有のものであり、ギリシャ市民権を持った人たちの特権であるとしました。AIは、”労働”ならできるでしょうが、”仕事”はできないでしょう。

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ところで、筆者は、こう述べています。

最後に人間に残るものは、「幸せになること」、だと思います。ただし、そうなった暁に人間は働かなくなるかというと、必ずしもそうではないと思います。人は働くことでも幸せになれる。いや、むしろ、自己の存在価値を確認するためには働くことこそ重要なのです。……つまり、食べるために働くことはAIに任せて、人間は自分たちの幸せのためだけに働くようになるのかもしれません。

まさに、アレントの言う”仕事”がこれに当てはまるでしょう。また、やはり、古典として読み継がれているものには慧眼がありますね。

あるいは、複数のスキルをコラボレートしている場合は、AIより人間に軍配があがるでしょう。例えば、

・精神科ソーシャルワーカー
・キャリアカウンセラー
・ワークライフバランス・コンサルタント

といった具合に、一見、何の関係もない複数のスキルを持ち合わせている場合、そこで止揚されるメタ・スキルは、AIでは生み出せないでしょう。”止揚“(弁証法)は、人間にしかできないからです。
(お気付きの方、はい、上の例は私のものです。ワークライフコンサルタントは、現在取得中)

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