「通勤時間をゲームに使っているのは出世をあきらめたも同然」!?
いつもブログにお立ち寄りいただきありがとうございます。
土日前の記事で恐縮ですが、(まぁ、今日は新聞休刊日だし…)
「成功する人に「早朝出勤」が多い理由」というダイヤモンドオンラインの記事が注目を浴びています。
- 仕事中の打ち合わせとは異なり、朝の落ち着いた雰囲気の中で比較的カジュアルに話せるので、意思の疎通が図りやすくなります。
- 早朝出勤すると、「上司の覚えめでたい部下」になれるでしょう。……そして「この仕事を誰に任せるか」と考えた時に、目の前にいる早朝出社している気心の知れた部下に声をかけるのは自然のなりゆきでしょう。
- 始業時間ぎりぎりに出社している人には、上司も気楽に話しかけにくいものです。上司と普段よりカジュアルに話をしているとか、普段誰と打ち合わせしているかは分かりません。
- 始業時間にぎりぎり間に合っても不愉快な気持ちのまま出社しているので、なかなか仕事モードに切り替わりません。これでは早朝出社の同僚との差は広がるばかりです。
- 電車に乗っている時間が片道1時間なら、年間250日出社するとして、行きだけで250時間の勉強の時間が作れます。
とまぁ、いいことづくめなはずですが、誰もがそれを実行できれば、通勤ラッシュなんて存在しません。
「The Telegraph」に掲載されたジャーナリストSarah Knapton氏の注目の記事(和訳はこちら)によると、
「10時前の出社は、仕事の効率が下がる。」という研究成果が出ています。
早起きするかどうかは気持ちの問題だとしても、その後、1日トータルで効率的かどうかは、
疑問の余地がありそうです。無理に早起きした状態を1日ずっと引きづっている可能性があります。
ちなみに、私の場合(会社勤めしていた時)は、ギリギリまで寝ていて、
駅まで走って間に合う電車に飛び乗るという、極めて非生産的かつ不健康なことをしていました。
電車は勿論すし詰め状態。何をしていたか、”スマホでゲーム”はまだありませんでしたが、
電車の中では、ブルックナー6番交響曲の2楽章(”もっとも深淵かつ耽美な天上の音楽”)をいつも聞いていました。
完全に現実逃避の毎日でした。仕事以外の時間に、仕事のことを考えたくなかったのです。
逆に言うと、仕事に充実感を持てていれば、早起きなんてなんのその、かもしれません。
”なぜ早起きできないのか”を自問自答すると、キャリアの問題が出てくるかもしれませんね。
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