鉄道知識は不要?、そりゃそうだ。なぜなら「ファンとプロは違うから」。
同じ”鉄道”というものを見ても、視点(見ている時の土俵)が違うのです。
趣味の対象として見るのと、仕事内容・ビジネスとして見る中身は当然違います。
JR東に限った話ではなく、他の鉄道会社や、某重工業社のような鉄道関連会社でも同じです。
「マニアは採らない」というのは、鉄道ファン界隈でほぼ常識になっていますが、
選考過程でマニアであることを言わなければ(出さなければ)いいだけの話なので、
私の鉄道好きの友人も、何人も鉄道会社に就職していますし、”1割くらいは鉄道好きはいる”
と聞いたこともあります。ちなみに、私も新卒就活で応募しましたが(キャリア採用)、
1次面接で落とされました。落ちた理由はわかりません。
別の鉄道会社では、チームワークをもっとアピールしてほしいと言われ、その場で落とされました。
その年の鉄道会社はかなり保守的な模様と、大学のキャリアアドバイザーは口を揃えていたのを
覚えています。倍率が10倍以上って、あれから何年も経ちますが、この記事で初めて知りました。
話が逸れました。
学生時代と社員になってからと大きく違うのは、利用客でなくなってしまうということです。社員となると利用客の視点ではなくなって、提供する側で物事を見てしまうようになります。今からユーザーの視点で駅や駅の設備について問題や課題がないかどうかを見てほしい。その上でJR東日本を自分の中に落とし込んでほしい。気づきや、駅ってこうなるといいなという考えは社員になると発想するのがなかなか難しいので、学生の時にぜひ見てほしいです。
要するに、フレッシュさが欲しいわけです。新人にそれを求めるのは、どこの会社も同じかもしれません。
「人が好き、人を大事にする」
社会の中にある社会インフラを担うところ、使命感といったもの
あと素直な人であるか、ウソをついていないかも見ます。
このあたりは、よくあるポイントですね。
おそらく、就職サイトの方が詳しい選考実態を知ることができると思います。
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【2017/04/16追記】
鉄道ファンは鉄道会社に就職してはいけない3つの理由
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