マイナンバー制度、韓国に学べ?
今日は、日経メディカルの記事をご紹介。
韓国の医療IT◎韓国のマイナンバーと医療個人番号との紐づけで診察券も保険証も不要に
私は韓国に何の愛着もありませんが、財布にはとても入りきらないので、
専用のカードケースに保険証や診察券を入れて管理している私には、これはうらやましい。
韓国の医療機関が住民登録番号で医療記録を管理できるのは、
1990年代に、医療機関と健康保険システムの双方で情報化が急速に進んだため
だそう。
将来的には、病院間のデータ連携と電子健康保険証を組み合わせることで、
患者が全国どの病院に行っても、医師が過去の診療記録や検査記録を閲覧でき、
それまでの治療を継続できるような仕組みの構築を目指している。
複数の医療機関にかかっている場合、引っ越しなどで転院を余儀なくされる場合、
この恩恵はとても大きいです。シームレスな医療サービスを受けることができます。
日本と韓国では、人口や国土面積などが全然違うので、安直に真似ろとは言えませんし、
電子カルテ(医療機関における診療録の情報化)の導入はデメリットもあるのですが、
マイナンバー制度が早くもコケ始め、住基ネットの二の舞になりかねない日本が学ぶことは少なくないと思います。
(血税1兆円をドブに捨てた「住基ネット」〜元祖マイナンバー、あれはいったい何だったのか?(週刊現代))
ちなみに、なくしやすいカードを配るくらいなら、ほとんどの人が持っている携帯電話(スマホ)に
マイナンバーチップを埋め込めば良いのでは、と言う意見があります。
スマホの電池が切れたらどうするの?
という気もしますが…