JR北海道解体論序説

今日の日経の地域総合面は、JR北海道についての記事でした。

悲願の新幹線秒読み JR北海道、苦しむ在来線
老朽化深刻、減便・廃線へ

専門家に聞く、事業の選択と集中が不可欠

結論から申しますと、JR北海道は、列車の運行に専念する運営会社とし、

線路の整備などのハード面は経営分離した上で、地元自治体の北海道が直接経営するべきです。

新幹線ですら赤字なのです。これは札幌に延伸しても同じです(「なんとかなる」というのは幻想です)。

JR北海道の中で黒字なのは、道都札幌周辺を走る千歳線だけで、あとは全部赤字です。

鉄道事業として成り立つ地域ではありません。鉄道は本来、大量輸送に適したモジュールだからです。

まさに、「集中と選択」で、はっきり言うと、特急の走らない路線は、すべてバスに転換すべきです。

では、なぜJR北海道を作ったかと云えば、超赤字の国鉄改革をするには分割民営化しか手がなかったからです。

(これについては、『未完の国鉄改革』『国鉄改革の真実』(いずれも葛西敬之JR東海代表取締役著)などを参照)

民営化直後は、分割民営化した7社のうち、JR東日本だけでも黒字になれば、と思われていたのです。

つまり、現在のスキームは永続的なものではなく、将来の見直しは想定の範囲内でした。

紙幅の都合もあるので、より詳細な議論は、私の2年前の記事をお読みいただければと思います。

東洋経済オンラインに転載されている、鉄道ジャーナルの記事も参考になります。

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