もしかして、自分は発達障害?仕事、向いてない?

今日のダイヤモンド・オンラインに、

成績優秀なのに仕事ができない
“大人の発達障害”に向く仕事、向かない仕事

という記事がランクインしています。

先週末に「発達障害を抱える若者への就労支援」に関する研修に参加したので、

その成果と合わせて、思うところを。

”発達障害”とは、文科省のサイトによると、

自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害

その他これに類する脳機能障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの。
発達障害者支援法より

と定義されています。

医療でも福祉でも行政でも、「発達(障害)の相談が増えた」と頻繁に聞くようになりました。

あまり言われることではないのですが、発達障害が難しいのは、

確定診断(障害かどうかの線引き)が難しいということも挙げられます。

発達障害に限らず精神障害一般についてあてはまるのですが、

精神疾病の診断は、ものすごく簡単に言うと、実は「10個のうち7個以上当てはまれば、うつ病と診断する」

といったやり方をしたります(これを、”操作的診断”と言います。それが全てではありません)。

従って、鬱っぽいけど確定診断までは至らない、発達障害の傾向があるけど病名はつかない、

といった人達が出てきます。実は一番苦労されるのは、こういった方ではないのかとさえ思います。

それこそ、記事中に出てくる、星野仁彦医師の本を読んで、”自分もそうなのでは?”

と思いつつも、診断にまでは至らない。

しかしながら、発達障害の”傾向”があるのは確かなようなので、向いていない仕事についてしまうと、

普通の人は体験しないような苦労を職場・仕事ですることになってしまう。

確定診断があれば、障害者就労や障害に配慮した就労という道もありますが、

診断がつかないと、周りの配慮を職場で期待することは難しくなります。

誰しも仕事に向き不向きはありますし、本当に今の仕事に向いているのだろうかという悩みは、

何も発達障害の人に限ったことではありませんが、人並み以上に苦労されることには違いありません。

社会人になった途端、一気にチームワークを求められるからです。

発達障害かどうかに関わらず、”向いてない仕事”に従事するほど、しんどいものはありません。

しんどさが普通じゃないと思った時は、一人で抱え込まずに、

地域の医療機関・福祉施設などに相談しましょう。

適切な相談口を紹介してくれるはずです。

コメント