メンタル不調からの転職スパイラルを脱するためには?
こんにちは。
というダイヤモンド・オンラインの今日の記事が、いま、トップ3にランクインしています。
「3回目の転職はなぜ嫌われるのか」という問いの一つの答えとして、
”スキル不足への懸念”、すなわち、
転職回数が多いということは、1社あたりの在籍期間が短いということ。
中途採用は、「即戦力として早い段階で成果を出せるかどうか」が期待されます。
ならば、経験が浅いとすれば保有しているスキル・知識が低いのでは、
と考えて即戦力としての期待がもてなくなるのでしょう。
と分析しています。
ところで、メンタル不調に陥った人には、実はキャリアの問題が大きく関わっている、
と言われています。キャリアの問題がなかなか解決しないと、
キャリアの問題から、メンタル不調になる。
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スキルが十分蓄積しないまま離職に追い込まれる。
↓
運良く転職しても、プロパーの人に比べて、社内スキルが見劣りするので、高ストレスになる。
↓
再びメンタル不調になる。
↓
再び離職する。
というネガティブ・スパイラルに陥りかねません。
そのネガティブ・スパイラルを脱するためには、スキルを高めるしかありませんが、
その”スキル”とは、その企業内でしか発揚しないものではなく、勤め先に依存しない、
即ち自分のライフテーマに関わるスキルを涵養することが必要でしょう。
ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は、
「寝る間を惜しんでも、スキルをつけるには10年」
と述べています(今日の東洋経済記事)。
「フリーランスの土日祝には、好きでお金にならない仕事をしよう」ではありませんが
(仕事中毒になる必要は勿論ありませんが)、
自分のスキルの軸があれば、勤務先のドメスティックな能力に振り回されることもないでしょうし、
それによってメンタル不調になることを予防できるのではないでしょうか。
私は、そんな方々を支持します。