働き方改革でOECDに怒られる日本。その本質論に迫る

みなさん、こんにちは。マインドデザイナーの山口修司です。

 

今年の、OECD対日経済審査報告では、長時間労働について、怒られてしまいました。

具体的には、

女性の労働参加率は上昇しているが、保育の不足、長時間労働、大きな男女間の賃金格差を反映し、(15-64歳の)女性の就業率は、男性よりも17パーセンテージ・ポイント低い。
(事実)

 

子育ての受け皿を増やすとともに、残業時間の義務的な上限により、ワークライフバランを改善することにより、女性の労働参加への障壁を取り除くべき。
(提言)

OECD対日経済審査報告2017より)

 

ところで、過労死問題を数多く扱う松丸正弁護士はこう述べています(東京新聞)。

狂った体温計で測っても適切な診察はできない。長時間労働是正でも同じだ

 

つまり、長時間労働でも乗り切れるのは、一種のHighな状態で、体温計が狂っているわけです。

私にも、心当たりはあります。
会社員時代は残業(というか業務全体…)がとても苦痛だったのですが、大学院での専門分野に関わる自己啓発研修をやった日は充実感が満ち満ちていて、帰宅は午前様でしたが翌朝もへっちゃらでした。

これはどういうことかというと、「仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない」のであって、そうであれば、修羅場も激務もなんのそのなんでしょう。
狂った体温計は、じきに壊れてしまうので、正常に戻さないといけませんが、仕事についての社会変革のベクトルとしては正しいわけです。

 

“仕事は自ら作る”ようになるためには、高等教育がやはり重要で、そのためにも、大学入試改革が目下議論されているわけです。
すなわち、知識偏重型教育ではなく、創造型・問題解決型の人材育成が求められている。
で、それの嚆矢が、英語入試改革だと。

 

もう、はっきり言えよ!!センター入試をやめて、TOEICに丸投げすると。

大学院入試では、すでに、外国語の試験をやめて、TOEICにしているところも、沢山あります。私はこの効果には懐疑的ですが、時代がそういう流れになっているので、仕方ありません。
京都大学の英語入試をTOEICにされては、OBとしては容認しがたいものではありますが、他の大学については好きになるようになればと思うのであります。

 

【参照資料】
日本、長時間労働「変革を」=OECDが提言:時事ドットコム
東京新聞:<過労社会 働き方改革の行方> (2)残業168時間は申告の3倍:社会(TOKYO Web)
ブラック企業とは何か? | パフ・ザ・マジックドラゴン執務室
山ほど働いても「平気な人」と「病む人」の差 | ワークスタイル | 東洋経済オンライン
なぜ30代は修羅場を自分で作り、乗り切る経験が必要なのか | ダイヤモンド・オンライン

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