「新しい情熱を待っている」(伊集院静、書き起こし)

みなさん、おはようございます。マインドデザイナーの山口修司です。

新年度4月初営業日の各新聞社の1面広告には、新入社員への伊集院静氏のメッセージつきの、サントリーの広告記事が毎年掲載されています。
今年の内容は、というと…

新しい情熱を待っている。

新社会人おめでとう
今日、君はどんな職場で社会人のスタートを迎えただろうか。
どんな仕事であれ、そこが君の出発点だ。
仕事とは何だろうか?
私は、理想と、情熱で、獲得するものだと思う。
でも今の君に、理想ある仕事はすぐには見えないだろう。
汗を流し、逆風を進み、働き抜いて、ようやく見えるものだ。
しかし、情熱は、今日の君の中にもあるはずだ。
人を、モノゴトを、社会を動かす原動力こそが、情熱だ。

ひとつ アドバイスをしよう。

十人の人間に、十色の、十のかたちの情熱があるんだ。
その情熱は鍛え、磨き、時に叱咤すれば、情熱は育ち成長する
ものなんだ。そしてやがて君だけの情熱のかたちができてくる。
それが個性だ。個性は君が生きている証しなんだ。
実は、先輩たちは、君たちの新しい情熱を待っているんだ。
最初はガムシャラでもイイ。暴走に見えてもかまわない。
あきらめずにぶつかれば、いつか大きな壁を打ち砕く。
新しいかたちの、新しい温度の情熱で、未来を作るんだ。
失敗をおそれるな。辛苦に立ちむかえ。困難なものにむかう姿
勢にこそ真理はある。己だけのために生きるな。それが仕事の
品性であり、君の品格になる。
苦しいかって? そりゃラクなものは仕事にはないさ。
でも疲れたら、夕空を見上げて一杯やればいい。

           新しい個性に乾杯。
            伊集院静

 

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