大学の成績なんて、どうでもいいのである。

みなさん、こんにちは。マインドデザイナーの山口修司です。

今日3/1は、企業説明会の解禁日なのですが、ちょっと今日は、日経の記事に釘を刺しておきたい。

就職活動に際し「大学の成績を提出させる企業はせいぜい2~3割」(大学成績センターの辻太一朗代表)。……
変化の兆しは出ている。選考時に成績を提出するよう求める動きが金融機関やメーカーに広がってきた。「苦手な科目を克服するための努力ができる人物かを見極めている」(※※)、「成績だけでなく、なぜその授業を選んだかも確認している」(※※)。
※ かっこ内には実在の企業名が入るが、個別の企業をdisるつもりはないので、伏せておく。

その学生にとって”苦手な科目”かどうかを、どう判別するのか?
なぜその授業を選んだかを”確認”して、何がわかるのだろうか?
何かをした気になっているのだろうが、何もできていない。笑止千万の至りである。

 

ちなみに、私は、機械システム学コースを200単位取って卒業したが、いちいち各科目について聞くのだろうか?聞いたところで、何がわかるのだろうか?そんなことは、当時の私自身にしかわからない話である。いろんな知識を得たかったので、学問の壁を越えて、たくさん授業に出たが、勉強した痕跡(単位)があれば、成績はどうでもよかったので、あまり試験勉強はしなかった。だから、成績表の見栄えは良くない。

付け加えると、私は大学院修士課程の成績は、全部”優”だが、別に自慢にも何にもならないと思っている。大学院は勉強するところではなく、研究するところだからだ。
じゃあ、大学院で書いた論文の数で評価するのかと言えば、そんなのは専門分野によって難易度がまちまちなので、それも評価尺度にはならない。私は修論にしてはボリュームのある物を書いた(これも賛否両論)が、学会発表は1回だけである。修論の構想が固まったのは、修士2年の秋口だったからだ。社会科学系では珍しくない。研究そのものより、研究のテーマを設定する方が、はるかに労力がいるからだ。

 

もっと言うと、企業側にとっては、一部の技術系を除き、学部生も院生も同じ扱いである。
アウトプットの持つ意味合いが各人各様に違うのに、どうやって”評価”するのだろうか?それで”評価”できるなら、インターンなぞはいらないが、実際は逆のことが起きている。

 

こういうくだらない記事が出回ることで、「他社がやっているなら、うちも」と、わけもわからず同じようなことをする企業がわんさか出てきて、ごく一部の”就活エリート”を除き、就活生は振り回されるわけである。今年も、無意味な記事が溢れるのでしょう。学生さんには気の毒な話です。

 

【参照資料】
学習時間、小6下回る  就活は成績重視へ :日本経済新聞
学ぶ意欲、入学直後に定着  大学は「遊ぶ場所」じゃない 東大、1年生でゼミ 立教大、企業招き合宿 :日本経済新聞
就活さらに短期決戦  採用活動きょう解禁 インターン定着、説明会前倒し :日本経済新聞

[3.14追記]
就職活動で話を平気で「盛る」学生の言い分 | AERA | 東洋経済オンライン

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