メンタルヘルス対策のリトマス紙、SOCって何だ?

みなさん、こんにちは。マインドデザイナーの山口修司です。

年末になって、メンタルヘルス関連の記事が増えたような気がします(ストレスチェック制度の施工から1年であることも関係しているのかな?)。

(出典:日経Gooday)

上の図は、働く人のストレス度合いは、単純に仕事量の多寡ではなく、裁量権があるかどうかにも左右されるという考え方です。経営コンサルタントが激務でも平気の平左なのは、このおかげでしょう。また、あくまで映画のイメージですが、釣りバカ日誌のハマちゃんが、仕事ではやる気がないのも、これで説明ができます。
問題は、仕事量が多いのに裁量権が小さい仕事です。

これを乗り切るためには、ストレス対処力(SOC: Sense Of Coherence, 首尾一貫感覚)が大事だと言われています。ストレス対処力は、以下の三つで構成されます。

 

  • 把握可能感
    • 直面した出来事を、自分が説明できる秩序だった明瞭な情報として受け止められる感覚
  • 処理可能感
    • ストレッサーに対応し、処理するための資源が自分にはあるという確信
  • 有意味感
    • ストレッサーは自分にとって、ある意味挑戦であり、それに対峙することは人生に必要なことであるという確信

 

これらが高まれば、”疾病ロード(図の黒い矢印)”から遠ざかることができます。
確かに、やりがいの見出せない仕事を定時内でやらされるよりは、多少の残業があっても自分の強みが役に立っていると実感できる仕事の方がはるかに精神衛生上良いのは、私も会社員時代に経験しました。毎日、苦手なコーディングをきつい納期でやらされるよりは、定時外の外部研修のお手伝いをしていた方がずっと健康的でした。個人事業主となった今の私も、SOCは満たされていると感じているので、生産性は注意していますが、業務時間そのものはあまり気にしていません。

SOCが高いかどうかは、上司との関係性も影響していると言われています。
人事やマネージャーの方は、職場の人間関係がうまくいっているか、常に注視してほしいと思います。

 

【参照資料】
【新】ストレスで病む人増加中。待ったなしのメンタルヘルス対策(NewsPick)
人材配置を誤るとストレス社員が急増する:男のストレス事情:日経Gooday(グッデイ)
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