医療機関においても、ガバナンス強化は急務!

みなさん、こんにちは。精神保健福祉士の山口修司です。

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今朝の日経に、同族経営についての記事がありました。
私も、かつて勤務していた病院が同族経営の病院でしたので、本稿では医療・福祉業界におけるガバナンスを扱おうと思います。

某掲示板にも、「なぜ病院は同族経営が多いのか」というスレッドがあります。モリタポをお持ちの方は、ご覧になると良いでしょう。

 

同族経営のメリット/デメリットを、別の掲示板の記事から引用すると、

【メリット】
・意思決定が素早い
・会社が苦しいときに厳しい対策を打ち出せる
・カリスマ性があることで、求心力がある(=まとまりやすい)

【デメリット】
・方針の間違いを他人が修正できない
・情実人事がまかり通りやすい
・モラルハザード・コンプライアンス違反を起こしやすい

 

医療機関・社会福祉法人では、2番目のデメリットが大きいと思います。
病院の人事が同族経営になるとどうなるかというと、

院長(または理事長):一族のトップ
総務部長:院長の長男
人事部長:院長の次男
看護部長:院長の妻
薬剤部長:院長の長女

な〜んてことが起きます。
総務部長はまだしも、人事部長が経営一家ということは、人事に関しては素人だということです。

 

これが何をもたらすかというと、その病院ではガバナンスが利かないということです。
カタカナ用語で言われても何のこっちゃ、という印象を受ける人もいるでしょうから、参考文献から引用します。

ガバナンスの本質とは組織体において権力作用が健全に作用しているか否かを問うものであり、企業組織の最高の権力作用はトップ人事である。
(冨山和彦ほか、2016)

 

上に挙げた、同族経営のデメリットは、まさにコーポレート・ガバナンスの問題なのです。
ガバナンスの改革は、医療機関・社会福祉法人においても、例外ではありません。

 

【参照資料】
みずほ情報総研 : 社会福祉法人におけるガバナンス強化とは
同族経営のメリット、デメリット|キャリアコンサルタント福井祐平の『What’s人財』

同族経営も企業統治を ラジーブ・バスデバ氏:日本経済新聞
「外部の目」で監督:日本経済新聞
「決定版 これがガバナンス経営だ! -ストーリーで学ぶ企業統治のリアル」冨山 和彦, 澤 陽男

 

 

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