「仕事が残っているのに、残業しない」部下にキレそうな上司のあなた、問題はそこじゃない。

いつも本コラムにお立ち寄り頂き、ありがとうございます。ワークライフバランス・コンサルタントの山口修司です。

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”働き方改革”という言葉が、徐々に世間に広がっていますが、
仕事があるのに残業せず帰る「勘違いワークライフバランス」が増えすぎている
とは、経営コンサルタントの横山信弘氏

これは結構議論の別れる問題で、
残業はしてほしくないけど、今日やるべきことが残っているなら残業してでも今日じゅうにやれよ!
というのが、これまでの感覚だったと思います。

 

私の結論から言ってしまうと、「その部下が定時内で終われない仕事を振った上司の責任」。
「勘違い」しているのは筆者の方だ、という議論もNewsPickで見ましたが、
要は、その仕事を振られた部下の、仕事に対するコミットメント・責任意識の問題だと思うのです。つまり、
”仕事を振られたからには、期限内に必ず達成することが、ビジネスパーソンの責任”
という感覚がどれくらいあるかどうかとという問題だと思うのです。

しかしながら、人間は完璧ではありませんから、期限内(時間内)に仕事が終わらないこともあるわけです。
その時、その責任を誰が引き受けるのか、ということになると思うのですが、
仕事を振られた人の責任意識を見誤ると、上司は”キレそうになる”のです。仕事を振る部下の、仕事に対する責任意識も見定めた上で、上司は部下に仕事を振るべきだと私は思います。
”期限は死んでも守れ”・”与えられた仕事を放棄するな”という精神論を持ち出しても、何の解決にもなりません。それは、必ずしも理想的な感覚とは言えないと私は思います。

 

”仕事が終わってないのに、定時になったら帰るというのが問題”になるというのは、企業文化の問題もあるでしょう。仕事に対する社員のコミットメント・責任意識のレベルは、企業によって違うでしょうし、ここで社員との意識共有ができていないと、それは詰まるところ、採用や人事の力量不足に帰着すると思います。

部下に対して、キレてもしょうがないのです。問題は、その部下の能力と仕事に対する責任意識を醸成する企業文化の問題なのですから。

 

【参照資料】
仕事があるのに残業せず帰る「勘違いワークライフバランス」が増えすぎている(横山信弘) – 個人 – Yahoo!ニュース
「こころの定年/評論家」 楠木新のひとりごと:「ワーカーホリックも悪くない」(日経記事)
部下の無駄な仕事はあなたの管理能力不足:nikkei BPnet 〈日経BPネット〉

 

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