若者の自死大国ニッポン、解決の鍵は”レジリエンス”。

みなさん、こんにちは。精神保健福祉士の山口修司です。

月曜日から重たい話題ですが、みなさんは、この事実をご存知でしょうか。

彼ら(若者)が受診する診療科目で、最も多いのは精神科や神経科であることをご存じだろうか。これは年々上昇傾向にあり、減少に転じる気配はない。現在進行形で、日本社会は若者の精神をむしばんでいる。
出所:「若者の貧困」を招く、精神疾患増加の実態 | 東洋経済オンライン、かっこは引用者

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若者(15〜34歳)の死因トップが自殺であるのは日本だけであり、若者の自殺死亡率は日本がダントツなのである。世界で最も若者が生きにくい先進国だと言っても差し支えないと思う。
(出所、同上)

 

うつ病などの精神疾患が、自殺(自死)につながることは、よく知られていますね。

”自殺大国”の社会的な要因はたくさんあります。

まず、働く前に、就活でうつになってしまうことがあります。”就活うつ”というやつです。
それから、入社しても、1年経たないうちに、ろくなOJTもなく、”即戦力”として搾取されるという状況があります。
長時間労働は当たり前と言ったところです。電通の事件も、そういう状況だったようです。
(※私の前職がそうだった、というわけではありません)

 

「一度メンタル不全に陥ると、もとの状況に戻るのは極めて難しく、会社・個人双方にとって大きな負担となります」という人までいます。しかしながら、メンタル不全になっちゃった時にこう言われると、どうしたらいいかわかりません。

その人のメンタルにレジリエンスがあれば、一度競争から脱落しても復活することができます。
”レジリエンス”とは、もともと物理用語で、”復元力”のことを指します。
メンタル不全で言えば、そこから立ち直る(這い上がる)力のことです。

しかしながら、この”レジリエンス”は、なかなかすぐには身につきません。
適度な失敗体験を何回か積んでいれば、このレジリエンスを高めることができます。

職場でも、このレジリエンスを高めるような企業風土、
具体的には、新人には小さな失敗を何度かさせる、という育成法が有効なのではないでしょうか。
いい加減、”即戦力”という発想は、やめにした方がいいと思います。

 

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