”配偶者控除廃止”を延期している時間はない。

みなさん、こんにちは。ワークライフバランス・コンサルタントの山口修司です。

働き方改革の目玉だった”配偶者控除廃止”が、昨日見送られることになりました。「夫婦控除、解散風に散る」と失望感をあらわにしたのは、今朝の日経新聞。同紙生活情報部次長の武類祥子氏は、「「女性活躍」はウソですか」と詰め寄っています。

「配偶者控除の廃止」見送りへ “増税世帯”に配慮(16/10/06)

私は、配偶者控除は廃止すべきだと考えます。この問題は、ややもするとフェミニズムの議論に陥りがちなのですが、そうではなくて、男性も介護離職をし始めている現在では、男女問わず多様な働き方が推奨されるべきです。専業主婦という特有の働き方が優遇されるのは、時代にそぐわないのではないでしょうか。

夫が長時間残業を厭わず猛烈に働き、妻は専業主婦に徹すると言うのは、高度経済成長期には合理的な働き方であったかも知れませんが、共働き世帯の数は専業主婦世帯の数をとっくの昔に抜いています。夫婦で働かないと、生活していけないのです。

損得論で制度設計をしようとすると、必ず批判が出ます。「国民全員が納得するようなマジックはない」(森信茂樹氏)のです。以下のレスはこの本質を突いています。

「配偶者控除の廃止は即効性を期待した改革ではないと思います。10年もすれば、そんな制度があったことすら知らない世代が結婚し家庭を持つようになります。そこまで見据えた改革なのではないでしょうか」
YOMIURI ONLINE 発言小町より)

産経新聞は今朝の社説で、「改革先送りは責任回避だ」と批判しています。”解散風”とか実体のよくわからないものに振り回されず、待った無しのテーマを政治には実行してもらいたいものです。

 

【その他参照資料】
配偶者控除「来年度で見直し終わらぬ」…宮沢氏(YOMIURI ONLINE)
配偶者控除存続へー専業主婦世帯に配慮(毎日新聞)
「配偶者控除」の後継候補、「夫婦控除」とは?(東洋経済オンライン)
「配偶者控除廃止」で果たして主婦は働くのか(YOMIURI ONLINE、白河桃子)

 

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