休暇先に仕事のメールを送るな!!【続論】

みなさん、こんにちは。ワークライフバランス認定コンサルタントの山口修司です。

先日のヨミウリオンラインの記事の余波が止まらないようです。

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今日はあえて、”「つながらない権利」を必要としない派の意見”を見てみます。

どういう意見があるかと言いますと、

  1. 「勤務時間外であっても、会社員である以上、対応するのは仕方ない」(57歳/男性/営業系)
  2. 「会社を出た後も、なにかトラブルがあった時の連絡かもしれないので無視はできない。電話に出られない場合は、メールなどで連絡を取るべき」(44歳/女性/技術系)
  3. 「業務上、緊急の問い合わせはあり得るので、まったくつながらないのも問題」(47歳/男性/営業系)
  4.  「お客さんあっての仕事だから、どんな状況でも出られる範囲で対応したほうが良いと思う」(37歳/男性/経営者・役員)

ここで判断材料にしたいのは、ダイヤモンドオンラインの読者調査で、「「つながらない権利」は必要だ」と回答した読者の割合が9割近いことです。一方、「必要ない」と答えた読者はわずか7%でした。つまり、「対応するのは仕方ない」「お客さんあっての仕事だから」というのは、自分達で勝手に自縄自縛の不文律を作ってしまっている可能性が高いということです。よくよく考えれば、一つ目の「会社員である以上」という考え方には本当に合理的なものか、慣習以外の何の根拠があってそのような考えに至ったのか、少なくとも81年生まれの私には理解できません。

前回のコラムで取り上げた記事では、緊急の問い合わせに関しては例外とするケースがありました(引用記事参照)。休暇でリフレッシュして出社したら、職場がとんでもないことになっていた、では、せっかくのリフレッシュ気分も吹き飛んでしまいます。二つ目・三つ目の回答に関しては、緊急の場合は、休暇中であっても連絡する、というのは合理的でしょう(どこまでを”緊急”と判断するのかは、また難しい問題ですが)。

最後に、四つ目の考え方ですが、前述したように、「「つながらない権利」は必要だ」と回答した割合は9割近いのです。ということは、この9割の中に、”お客さん”の立場の方が入っていても全く不自然ではありません。記事では「まさに今、「新しい常識」が作られようとしている最中なのかもしれない」とまとめていますが、「自分は”お客さん”なのだから、24時間365日対応してもらうのは当たり前」という”常識”は、必ずしも合理的根拠を持たないのではないでしょうか?なぜなら、対応してもらっている当の自分が、別の取引では”お客さんの対応側”(営業)に立っていることもあるからです。自分のお客さんには24時間365日の対応をしていないのに、自分が24時間365日対応してもらっているのは理にかないません。

「社畜だから」言うと身も蓋もありませんが、そのような働き方の常識は20世紀の遺物になってほしいと願うばかりです。

【参照記事】
「つながらない権利」社内メール、休日自粛の動き(ヨミウリオンライン/Yahoo!ニュース)
休日に仕事メールはOK?「つながらない権利」の是非(ダイヤモンドオンライン)

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