「まずは、とにかく勉強してほしい。」

みなさん、こんにちは。

みなさんは、お仕事をしている中で、「(大学などで)学び直したい」「(資格などで)もっと学びたい」と思ったことはありますか?

内閣府の調査でも大学などで学びたいと考えている人は8割近くになります。ただし、学びたいと考えている人のうち半数は教養を深めて人生を有意義に過ごすのが目的。残りの半数は仕事上の必要性を感じてと回答しています。なので、全体で4割は仕事のための学び直しを希望していることになります。とすれば、学び直しはしたい人がたくさんいるのに誰もできないのが現在の職場環境ということになります。

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まぁ、この4割がどれくらい本気で「学び直したい」と考えているかは疑問符がつきます。もし本気なのなら、社会人大学生を採っている大学もたくさんあるので、「学び直したい」と言うだけではなく、行動に移すでしょう。

他方、その日本の職場環境では、”勉強”と言うと「ふん」と見下したような態度を取る人が多いような気がします。
私も一応、国立大学を修士課程まで出ているので、転職面接で「勉強が好きなんですね」と言われたことが何度もあります。もちろん、頭でっかちで職歴もそんなに長くないから仕事はできないだろうと、明らかに馬鹿にしているわけです。

しかしながら、NEWSPICKの連載で「ニッポンのサラリーマンなんかクソ食らえ」と言ったのは、経営共創基盤CEOの冨山和彦氏。冨山氏は著書の中で、以下のように述べています。

MBAで学べることは、コンサルタントで必要な能力の10分の1.会社に入って、さらに10倍学ばなければならない。…3ヶ月に1つずつ、年4つ、マスターを取るくらいの勉強が必要。くどいようですが、まずは、とにかく勉強してほしい。
勉強は、若いうちの筋力トレーニングだ。とにかく今の日本のインテリは、大人が勉強しなさ過ぎだ。…
1年で3、4本のマスター。4、5年やると、Wマスターどころか、10マスター、20マスターぐらいの勉強量になる。これくらいやって、コンサルタントとして一人前かな、って感じの基礎体力と体格になる。

冨山氏自体は、マスターはMBA一本なので、専門職大学院以外の一般の大学院がどれだけキツいかわかっていない気もしますが、私の知り合いには博士号を二つ持っているとんでもない人がいるので(その人は、霞が関から引っ張りだこです)、それに比べればマスター一本なんて、それほどでもないのかもしれません。大学・研究室によって、ピンキリな部分もあるでしょう。

私自身と言えば、精神保健福祉士は福祉・医療制度の変遷が激しいので勉強が必須ですし、キャリアカウンセラーも資格を取ってからが勉強という部分が大きいので、勉強の重みは理解しているつもりですが、ワークライフバランスが取れていないと、なかなか気力・体力を要するのも事実です。気力・体力を割いてでも勉強したい、というのであれば、それは本物の欲求ではないでしょうか。

【参照資料】
「学び直し」しない日本の会社員人生は危ない(東洋経済オンライン、高城幸司)
「プロフェッショナル・コンサルティング」(冨山和彦、波頭亮、東洋経済新報社)
文中、下線は全て引用者。

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